2013年7月22日月曜日

昭和のオヤジ

私には、昭和のオヤジ的な要素がある。

布団は踏んではいけないと思っているし
朝はみんなでそろって掃除をしてからご飯を食べたいとか
親に生意気な口をきいてはいけないとか

こういったことはずっと自分の父親に
言われてきて、それがすごく嫌だった。

それなのに、いざ自分が家庭をもつと
同じことを言っている、思っている。

この世代間連鎖
本当に厄介だなあと、ほとほと嫌になるが
まあ、分かっていてやるしかないのかもしれない。
日々反省しながら。

さて、その連鎖のせいかどうかわからないが
私にはもうひとつ厄介な癖がある。

それは「言わなくてもわかるだろう」
「一度口に出したら引っ込められない」
という、やはりオヤジ的な感覚。

特に夫には出やすく、
「恥ずかしいから言わせんなよ」と思うことが時々ある。

私はそうとう頑固で意地っ張りである。

昨日も共通の友人と飲んだ後、ふいに
「なに?この前俺のこと褒めていたんだって?」と言い出した。

やめてくれ!恥ずかしいぞ。

「いつのはなし?ぜっんぜん覚えてないなあ」
とっさに答えてしまった。
でも本当はしっかり覚えている。
仕事の話しになったとき
私は夫を褒めた。

こんな不安定な私と20年以上、一緒に居てくれることにも
本当に感謝している。

でも、そんなこと恥ずかしくて面向かって言えないぜ。

私のそっけない反応に
「なんだよ。酔っぱらっていたのか。もういいよ。」
と怒った様子。

でも言えない。

「何のことだろうねえ?」
もう止められない。

あーあ、なぜ私ってこうなのかしら。
父親そっくりで嫌になるわ。

この場をかりて言うけど
実は覚えてるで。

時々私のブログをのぞくことがあるようなので
運が良ければ気がついて下さい。

きっとまたそっけない返事してしまうのだろうなあ。

素直になるフラワーエッセンスでも飲もうかなあ。















0 件のコメント: