2013年4月15日月曜日

子どもをサポートするということ

週末に今まで自分がとてもやりたかったテーマで勉強会をやることができました。
いくつかの分野の専門家が集まって
アロマがどのように子供達の心と体のケアに使っていけるのか
その可能性についてディスカッションしました。

心の問題、子供達のサポートということは
私の中で必然的に大きくなっていったテーマです。

何度かブログでも記していますが
私は家系的に精神疾患になりやすい遺伝子を持っています。
なので私自身も若い時からいろいろと心の問題では苦労してきました。
だからこそ今の仕事ができるという点では
私の持った特質というものが最大限昇華されているなあと嬉しく思っています。

そんな私ですから、今の世の中の現状と言うのは全く人ごとではなく
これだけ鬱やパニックなどの症状を抱えた方がいる日本という国を
たいへんな国だなと思います。
でも同時に心のことをオープンに話せる時代になったという
面白みも感じています。

今回は発達がテーマですので、主にお子さんのサポートを
どのようにできるだろうかということなのですが、
その背後に、ご両親、とくにお母さん達の緊張や不安というのが
大きく浮き彫りになってきました。
なれない子育てだけでも大変なのに、自分の子どもが発達に遅れが
あるのではないかというストレスがかかったとき
人によっては鬱症状にまで進んでしまう方もいるそうです。

私自身も子育て中に育児ノイローゼを経験しているので
発達の遅れをもったお母さんの心労というのは
半端でないだろうなと思います。
子どもが寝れない、動き回るとったことが激しい場合に
お薬が使われていくケースもあるそうですが
3〜4歳ぐらいの幼い子どもに副作用の強い薬を飲ませなくてはいけない
というのは本当に涙がでるような悲しい話しだと思います。
でも、そうでもしないと家庭が崩壊してしまうという現状あったりするわけで
どれがいい、悪いでは片付けられないと今回よく分かりました。

現代社会は核家族化がすすみ人付き合いが気楽になった分
家庭内で問題が起きた時に、家族がすべてを抱え込まなくてはいけない
というちがう問題が出て来てしまいました。

私たちは面倒くささという壁をのりこえて
もう一度他人と繋がっていく努力をしていかなくていけないなと思います。

グアムのアロマ勉強会で同室になった友人から聞いた、
子ども達の摂食障害というのも私にはショッキングな情報でした。
カリスマ小学生などが存在する今の子どもたちの世界では
見た目がなによりも大切な事で、そのために食事を摂らないというのです。
小学生くらいから無理な食事制限をした場合にどんな問題が
起きる可能性があるかというと、子宮が育たなくて
生理がこないという体の問題が出てきます。
それは将来子どもを産みたくても産めないということなのです。

なぜ大人達が消費社会におぼれて
こどもたちをそれに巻き込み、こんな不幸な現状を作ってしまうのでしょうか。
これは自分自身への反省も込めて書かせて頂いています。

私たちはもっとお金でかえられない喜びを見つけ出す必要があるなあと思います。

イライラして子どもを傷つけてしまいそうな時
助けてと言える人間関係をつくることはとても大事なことだと思います。

自分の経験から言うと
子どもを受け入れられるようになった時、実は大人も癒されているという
ことを私は感じます。
子どもに愛情を注ぐのは、インナーチャイルドを抱きしめる行為と等しい
ように思うのです。
だから反対に子どもを受け入れられないときは、無理をせずにSOSを出したら
よいと思います。大人も抱きしめられる必要があるのですね。

私は20年間の心の学びの中で、たくさんの方に抱きしめてもらってきました。
幼少期に足りなかったかもしれないものを、十分頂きました。
これからは、たくさんの人を抱きしめられる人になりたいなと思います。

人に尽くせると言うのは、本当に幸せな行為だなあと感じています。

この学びの会は連続してやっていく予定ですので
また気づきなどを報告させて頂きます。








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